Q:不動産の購入手順10【決済】

決済時には関係者が全員集合します。
買主様、売主様はもちろん、仲介会社、司法書士、場合によっては売主が借入している銀行の担当者。
大人数で銀行の応接室をお借りして行われます。

決済とは聞きなれない方が多いと思いますが、やることは2つ。

売主様に対して残金を、仲介会社や司法書士へは手数料などの支払い。

そしてカギや関係書類(取扱説明書など)を受け取る。

これだけです。
分かりやすく言うと「引き渡し日」ですね。

売買契約書にも決済日とは記載しておらず引き渡し日となっていますね。
支払い方法は残金については振込み、そして仲介料や登記費用については現金ということが一般的です。

なにしろ残金は数千万円になることが普通ですからね。

その残金が確実に買主様の口座へ着金したかどうか、その確認が取れて晴れて決済終了となります。

これで購入された不動産がやっと、買主様の手に入りました。
おめでとうございます!

登記所へは委任状を持った司法書士だけが参ります。
それにより買主様、売主様、仲介会社はここで解散となります。