臨港地区
都市計画法で定める「地域地区」の一つです。
臨港地区とは、港湾区域に接続し、それと一体として機能する陸上の区域で、港湾法に定められています。
港湾(こうわん)とは「港」という意味ですが、港とは「船が出入・停泊し、人が乗り降りしたり貨物を積みおろししたりする施設のあるところ」です。港湾は港湾法の対象です。
港湾には、船舶が停泊し港湾施設が設置される水域と、人の乗り降りや貨物の積みおろしを行う陸上区域(陸域)があります。
港湾は、都市の一部として、物流の場・生産の場・憩いの場といろいろな役割があります。これらの役割を果たすためには、一定の水域とその背後の陸域とが一体的に利用される必要があります。
そこで、このような陸域を都市計画法に基づいて指定したのが臨港地区です。