栃木市で賃貸売買の不動産をご案内致します

年老いた両親の家を売りたい。でも二人とも老人ホームにいたら売却は難しいですか?

最近増えてきているご相談です。

不動産を売却するには基本的には不動産事務所にて契約を行い、現金の受け渡しと物件の引き渡しは銀行や司法書士事務所・不動産事務所で行うことが多く、売主さんと買主さんにご足労頂く段取りをします。

しかし、ご病気などの理由で動くのが難しい場合には、私たちや司法書士の先生に出張をお願いして手続きをさせて頂くこともできます。その際、司法書士の先生に出張代が必要になりますので通常の手続きより1,2万円費用が多くかかります。

私がお手伝いさせて頂いたのは、ご両親とも隣の県の老人ホーム(別々の場所です)にいて、息子さんがお一人という家族の方でした。ご両親とも認知症などはなく意思確認は出来るのですが、栃木に来ることは難しいので、買主さんには事情を説明して、午前中に買主さんと契約、午後に売主さんと契約をして、栃木に戻ってきて買主さんに書類を確認してもらった後に売買金の振込をしていただく段取りをしました。
先に売主さんと書類を取り交わした方が楽なのですが、売主さんに安心してもらうように先に買主さんに署名いただいたのですが、時間的にかなり厳しく、
9時から取引を開始しましたが、休憩も無しで終わったのが3時ぎりぎりと司法書士の先生にむ結構無理して頂いた取引でした。


こういった案件では、売主さん、買主さん、その他の業者さん全員の協力が必要となりますので、事前のお話合いが大切です。

高齢の方の不動産が騙されて売られてしまう事件もありましたので、みんなが安心して取引ができるようにご協力させて頂きます