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土地を購入するのに気をつける事は何ですか?

建築条件が付いているか付いていないかを確認して下さい。

建築条件付とは、土地購入後売主の指定する建築会社と一定期間内に建築請負契約を締結する事を条件として
販売される土地の事を言います。
あなたが建築会社を指定したい場合は、建築条件無の土地を探さないといけないと言う事になります。

◎土地に接している道路を調べます。

道路が公道か私道かを確認し、公道に接している土地であればほぼ問題無いです。
私道の場合家を建てられる認定を受けている道路なのかを確認して下さい。
又、道路の持分があるかどうかも確認して下さい。
道路が4m以上あるか、道路に敷地の間口が2m以上接しているのかも要確認事項です。
各市町村の建築課、建築審査課等で確認出来ます。
なぜ道路が重要なのかは、建築出来る土地かどうかと言う事が重要だからです。

◎ガス管、上・下水道管を調べます。

ガス管、上・下水道管が前面道路に埋設されているかどうか。
それらの配管が、敷地内にも接続されているかどうか。
ガス管、上・下水道管が埋設されていない場合は、その配管を引込む必要があり結構な費用が必要となります。
ガス会社、各市町村の上・下水道事業所、排水課等で確認できます。
ちなみに、オール電化住宅にする場合はガス管は不要です。

◎境界標と越境物の確認をします。

境界標がある事で、隣接地所有者との境界紛争を防ぐ事が出来ます。
境界標がなければ、土地の境界を明示してもらい境界標を設置することをお勧めします。この作業は通常土地家屋調査士に依頼します。

境界標を結んだ線上を見上げると境界線上に越境物があるかないかの確認が出来ます。
この越境物も、現状で確認をしておかないと将来トラブルになる事もありますので、事前に確認をしたいものです。


◎道路と敷地の高低差、擁壁(コンクリート等の壁)、法面(敷地が有効に使えない部分)等の確認をして下さい。

道路との高低差が大きすぎると、土地は安く買えたが造成工事(家を建てる前に行う敷地の工事)費用が高額になる場合が多いので要注意です。

擁壁は、大きなひびがはいっていないか、浸透した雨水の水抜き穴があるかなど、家を建てる場合に役所から造成し直しの指導をされる場合がありますので要注意です。

法面のある土地は、登記簿上の面積から法面の面積を差し引いて有効に使える部分で検討しましょう。
法面の面積まで固定資産税等はかかってます。

例えば、敷地より2m以上高い場合は車庫を造る為に掘込車庫にしているケースが多いですが、2台分の掘込車庫を造ろうと思うと、約500万円~1000万円かかります。

道路と高低差のない土地があれば一番いいのですが、土地の造成費用は思っているより費用は高額になると思って下さい。

土地を購入する時は、分からない点は分かるまで質問をして解決して下さい。