Q:不動産の購入手順8【立会検査】

8【立会検査】
新築一戸建ての場合は、建物にキズや不具合がないかを引き渡しの一週間から二週間前に立会検査を行います。

売主担当者と不動産仲介会社と買主様の3者が集まって、物件内部を見まわします。

私、この立ち合いは得意です。

お客様が気付きにくい傷を良く見つけます。

売主様の担当者さんが一生懸命に傷を探してくれる人だと、とてもスムーズに運びますが、めんどくさそうな態度を取る人も中にはおりますので、そんな時には、下手下手に補修箇所を指摘していきます。

ただですね、住宅は精密機械や工業製品ではなく、現場で職人さんが作ったものですので、多少の傷は付き物と思ってください。

勘弁してねっていう程度のものがありますよ。

大きな傷や、建付けの調整、クロス汚れやスキマ、この程度が補修対象となります。

新築一戸建てですと、この時には既に一度業者によるハウスクリーニングが終了しております。

改めて引き渡しまでにもう一度クリーニングが入ることはありません。

せめて売主様の担当者が掃除するくらいですで、引き渡しを受けてからは自分で多少掃除をする必要があるかもしれないと思っていてくださいね。

私も目につくごみは、こっそり掃除することもありますよ。

中古の物件の場合は、このような立会検査を行うことはまずありません。