Q:②-1不動産の購入手順3【契約当日】

【3.契約当日】

まず持参いただくものについて。

1)手付金
2)印鑑(認印)
3)身分証明書(運転免許証)

以上3点があれば問題なし!

まず手付金は契約と同時に授受するものです。売主様からはその領収書が発行されますので必ず受け取ってください。

印鑑については、重たい契約だから実印じゃないとと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、契約書の捺印は実印である必要はございませんよ。

あとは本人確認のために運転免許証が必要です。不動産会社で表裏のコピーを取らせていただきますので原本をご提示ください。免許証をお持ちでない場合は、パスポートや健康保険証などで代用します。

つぎに契約の前に必要なのが、重要事項説明です。

1.重要事項説明
実はこの重要事項説明がこの日のメイン。

対象不動産について、事実をありのままに説明するのがこの重要事項説明です。

この書面を作成するために不動産会社では、法務局や市役所、そして水道局にガス会社、必要に応じて土木部、道路管理、建築安全センターなど多岐に渡って調査をします。

不動産会社にとっては、お金も時間もかかる業務となりますが、高額な物件を買っていただく買主様の為に誠心誠意調査をいたします。
(ですから、契約当日のキャンセルっていろいろな意味でとっても痛いのです。(>_<))

その物件の敷地について、どのようなものが建てられるか、そして建ててはいけないか、また取引についての内容(金額や条件)、あらゆる側面から説明するためA4で12ページもの量になります。

その為、当社では1時間半くらいかけてご説明します。

聞きなれない専門用語がたくさん出てきますが、なるべく分かりやすいようにご説明いたしますので、ご安心ください。

他社さんでの説明を聞いておりますと、40分位で終わることがあるようですが、そういう場合は資料も使わずに、さらっと終えています。

敢えてその方が良い方でしたら、なるべく早く終わるようにいたしますが、勘違いされても困るので、1時間以内で終わらせるのは無理かもしれません。

ひたすら話し続けますので、喉がカラカラになってしまいます。(^_^;)

物件の内容について、ご納得いただいて初めて契約となります。