Q:一戸建てにする?マンションにする?
いざ不動産探しってなった時に夫婦間で一致するかしないか重要なのが一戸建てにするのかマンションにするのか?
そして新築か中古か?
新築にしても中古にしても、予算によりますよね。
予算の話はちょくちょくしておりますが、それだけ重要なことです。
そこで本日は一戸建てとマンションの比較を行い、予算作成に役立てていただければと思います。
仮に・・・買主は自家用車と自転車を3台所有。検討不動産は一戸建てもマンションも3千万円の物件だったとします。そしてローンは一般的な35年計画。自己資金は諸費用分だけ。そんなケースです。
一戸建ての場合は駐車代も駐輪代もいりませんね。
ところがマンションの場合は、和光市近辺の相場ですと駐車場代が月額1.5万円くらい、駐輪場代が月額200円ってところでしょうか。
そうすると、3千万円のローンが金利0.675%で計算すると月々の返済は80,217円。
一戸建ての場合はこれだけで良いですね。(固定資産税はここでは考えないことにします。)
ところがマンションの場合はここに管理費・修繕積立金・駐車場・駐輪場の費用が加算されます。
管理費と修繕積立金で2.5万円くらいでしょうか。
そして駐車場と駐輪場の費用で15,600円とします。
そうすると住居費にかかる月額は80,217円+25,000円+15,600円=
120,817円
その差額は40,000円を超えます。
大きいですね~、この差。
これを一戸建てと同じくらいの支出にするためにはマンションの購入金額を1,500万円にしなけらばなりません。
もしくは管理費と修繕積立金の設定金額が安い物件。(ただしいずれ上がる可能性もありますが…)
つまり一戸建てなら3,000万円、マンションなら1,500万円でないと月々の住居費用は比較にならないことになります。
常々お話しておりますが、駐車場代を安く見積もっても月額10,000万円くらいでしょうから、それを35年ローンに合わせて考えれば、駐車場代だけで420万円分の価値が見いだせます。
さらに管理費と修繕積立金があるのかないのかでも、1,000万円近くの差が出ますので、その点をよく考えないと後悔することがあり得ます。
このような理由から、ご自分が借り入れ可能な金額を知ることと、月々の返済がいくらなら大丈夫なのかをよく