不動産鑑定

不動産の鑑定評価に関する法律(昭和38年法律第152号)に基づき、不動産鑑定士または

不動産鑑定士補が不動産の経済価値を判定することをいう。



不動産の経済価値を判定する方法としては、金融機関による担保評価や、不動産会社に

よる簡易査定などがあるが、不動産鑑定は公式かつ最も信頼性の高い方法であるといえる。



地価公示における標準地の評価や、都道府県地価調査における基準地の評価は、不動産鑑定

によって行なわれる。



また民事裁判において、相続された不動産の評価や、金融機関が担保とする不動産の

評価が問題になるケースでは、不動産鑑定士または不動産鑑定士補に依頼し、不動産

鑑定を行なうのが一般的である。