③マンションと一戸建てどっちが良い??
マンションと一戸建てをランニングコストで比較
家を取得するときの初期費用・持っている間にかかるお金(ランニングコスト)で、マンションと戸建てを比べてみましょう。一般的にはマンションのほうが費用はかかる傾向にあると言われています。
固定資産税、都市計画税は土地の占める割合が高い戸建てのほうがその恩恵を受けやすい傾向にあります。理由は、固定資産税の軽減措置において、建物よりも土地のほうが高い軽減率が設定されていること、建物の耐用年数は戸建てよりもマンションのほうが長く設定されており、マンションの方が建物の価値が減りにくく、固定資産税が高くなるためです。
火災保険料は建物の主要構造部が何でできているかによって変わり、木造の一戸建てのほうが耐火性能に優れた鉄筋コンクリート造マンションより高くなることが大半です。
光熱費についてはマンションのほうが戸建てよりも高気密・高断熱であるため費用は抑えられると言われています。
修繕積立金はマンションのみかかる費用です。
管理費、修繕積立金、駐車場代はマンションならではの費用で、毎月固定費としてかかる点がポイントです。また、大規模修繕を行う際に過去の修繕積立金では足りないときに、一時金として費用負担を求められる可能性もゼロではありません。