中古の一軒家はお買い得だけど、どれくらいの価値があるの?
建物の法定減価償却期間は47年です。
財務省が定める建物の減価償却期間は47年とされていますが、木造住宅でも管理次第で100年は持つという見方もあるくらいです。
仮に60年だとしても、築20年の木造住宅であれば、あと40年は住むことができるのです。
築20年の中古住宅価格は新築住宅の半額以下、もしくはもっと低い場合もあります。
少しでも資産価値を高め、メンテナンスをしたり、リフォームをして売ることは欧米では当たり前。日本にもそういった考え方がようやく定着してきたのではないでしょうか。
また、新築住宅の価格には、多大な広告費や売出費用、モデルルーム建設費などの経費が上乗せされているのです。つまりは完成したときが一番価値が高く、その価値は年々下がっていき、10年後には当初の販売価格の約半分近くになっているケースもあります。
つまり「建物本来の価値」にではなく「新しさ」にお金を支払っているのです。