中古の戸建ては、どれくらいの価値があるの?

戸建ての価値は、立地や土地の大きさ形状などが大きく影響します。

一戸建ては、不動産鑑定上、経済的耐久年数が20年とされているため、実質20年ほどで資産価値がなくなってしまいます。これにはマンションとの構造の違いがあるためですが、本当に価値がなくなってしまうのでしょうか?

欧米では新築住宅需要よりも住み替え(中古住宅)の需要が多く、アメリカでは住宅流通に占める中古住宅の割合は7割以上を占めており、住み継ぐ文化が根付いているといえます。

日本ではまだまだ住める状態の家でも建て替えしたり、更地にしてしまうケースが多いのですが、実際にまだまだ住める住宅をリフォーム・リノベーションして価値を上げる事業者が多くいるのは当然の流れといえるでしょう。

とはいえ、一戸建ては中古マンションに比べ、施工当時の状況がわかりづらいのも事実なので、不動産・建築に精通した業者の見極めが重要だといえます。